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MARK 明石の蛾達(+番外編)
2014年(後半)の羽化蛾達
開始:2014/07/27
更新:2015/01/31

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2014年  7月
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ズグロコブカザリバ
幼虫:(2014/06/29)・繭と蛹・ネムノキ
 06/25に明石公園で枝からぶら下がった
 クリーム色の幼虫を発見したがじっくり
 撮影のため機を伺っていると何時の間に
 か繭作りを始めてこの結果となった。
成虫:(2014/07/06)・♂(?)
 黒く長い縁毛のため翅端が黒く見えるが
 通常は隠しているようです。
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チャミノガ
幼虫:(2014/05/15)・齢不明・ベニカナメモチ
 05/07に上ノ丸にいたものです。
 おそらく終齢に近いと思うが判断が難しい。
成虫:(2014/07/12)・♀
 実際は胸節より先の蛹が割れ剥き出しに
 なって羽化完了し脚が無いので体の一部分を
 細めそれを前後に移動させて動きます。
 蓑及び蛹殻の中をかなり自由に動ける。
≪お詫び≫ ♂との出会いがなく現時点では未登録です。
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カシワマイマイ
幼虫:(2014/06/25)・終齢・アベマキ・
                明石公園
 幹の窪みで休んでいたものです。
成虫:(2014/07/17)・卵(羽化♀が産卵)
 07/15頃に羽化していましたが蛹から抜け
 出せず哀れな姿になっていました。
 飼育箱の上方で粗い目の繭を作りましたが
 蛹が柔らかい内に落下し歪んでしまった。
 実際は幹の窪みに体液で覆われており裸で
 見ることはできません。
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マエウスモンキノメイガ
幼虫:(2014/07/11)・前蛹・キリ・明石公園
 本来の白っぽさに加えて増々白くなり白い
 天幕状の巣の中では存在が判り辛い。

成虫:(2014/07/21)・♀
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ニトベミノガ
幼虫:(2014/06/02)・蓑・アラカシ・
                明石公園
 本来は大き目に切り取った葉っぱを蓑の
 表面に張り付けられるのにこれはアラカシ
 の花を利用している。
 左下にこの種の特徴である脱皮した頭殻
 を張り付けている。
成虫:(2014/07/23)・♂
 ♂は羽化後すぐに♀を探さなくてはなら
 ないのでケース内で暴れまわり擦れ気味に。
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ツマジロエダシャク
幼虫:(2014/07/12)・終齢・クスノキ
 06/19に捕獲した♀が産卵、06/25頃に
 孵化し最終的に飼育4体の内の1体です。
 この頃のものは局所に褐色紋があるが
 全く無いものもいます。居るところが緑の
 枝や葉などで保護色的に良いのである。
成虫:(2014/07/25)・♀
 同じ日に♂2体も羽化していた。
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クロホウジャク
幼虫:(2014/07/12)・終齢・ユズリハ
 06/23に明石公園で初齢?でいたもの。
 1体は糸でぶら下がりもう1体は葉裏に。
 前回は終齢で緑と黒型になりましたが
 今回は2体とも緑型でした。

成虫:(2014/07/27)・♀
 しかし、前回と同様に♀と♂でした。
2014年  8月
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ウチスズメ
幼虫:(2014/06/26)・終齢・ポプラ
 06/02に明石公園で葉上と枝上に産卵され
 ていた卵を見つけました。
 葉上のものを数個持ち帰り孵化させたもの。
 その後の確認では葉上のものは無事に孵化
 していましたが枝上のものは全て未だに
 孵化していませんでした。
 同じ母蛾から産卵されたはずなのですが謎。
成虫:(2014/08/02)・♂
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ウスアトキハマキ
幼虫:(2014/07/17)・終齢・ザクロ
 06/29に上ノ丸で予備用として採取した葉
 の中で中齢の眠状態にまで育っていたの
 を見つけました。
 卵か判り難い微小幼虫の形で予備用に着い
 てきたものと思われます。

成虫:(2014/08/02)・♂
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アカスジアオリンガ
幼虫:(2014/07/19)・終齢・アベマキ・
                明石公園
 1化(春型)の子供です。
 2化(夏型)の子供の形態を確かめたいの
 ですが未だ出会えていません。
成虫:(2014/08/05)・♀
 夏型です。展翅の時に前翅端が閊えていた
 のか曲がってしまっていました。
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カキバトモエ
幼虫:(2014/07/20)・終齢・ネムノキ
 07/07に中齢で明石公園に居たもの。
 どちらも終齢ですが下側は初期の頃。
 根元近くの幹に降りて休む習性があるため
 飼育箱には枝を入れてその場所を作ってお
 く必要があります。
成虫:(2014/08/13)・♀
 これより先(08/08)に♂が羽化しています。
2014年  9月
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ヤマモモヒメハマキ
幼虫:(2012/06/14)・蛹・ヤマモモ
 代用品です。
≪お詫び≫ 終齢幼虫で捕獲していたのですが、幼虫態、
   蛹態共に撮影を怠りました。

成虫:(2014/09/03)・♀
 夏型です。
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シロモンフサヤガ
幼虫:(2014/08/27)・終齢→前蛹・ハゼノキ
 08/18に明石公園で亜終齢でいたものです。
 この後、瘤の中身(漆の有毒物?)を排出
 しスマートになる。
 そして木の皮に穴を開け潜り込み蛹化する。

成虫:(2014/09/13)・♀
 ♂♀の判断は蛹殻から行った。
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アカエグリバ
幼虫:(2014/09/01)・終齢・アオツヅラフジ
 08/27に朝霧台で亜終齢でいたものです。

成虫:(2014/09/15)・♀
 ♂♀の判断は蛹から行った。
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シロシタヨトウ
幼虫:(2014/06/14)・終齢・ハギ類・
                明石公園
 アブラムシでボロボロになったところに
 居たので思わず保護?した。

成虫:(2014/09/15)・♀
 ♂♀の判断は蛹から行った。
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ウスミドリナミシャク
幼虫:(2014/09/19)・終齢・イヌマキ・
                博物館横
 新芽の薄緑色の中にいるため非常に判り辛
 いが1匹見つかると目が慣れて次々と・。
 葉っぱの表面についていた微小な黒い粒を
 体や頭に所構わず付けている。
成虫:(2014/09/23)・♂
 これは既に蛹化を始めていたものからです。
 表面からでは♂♀の見分けは無理だが裏面
 からでは一目瞭然です。
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クロスカシトガリノメイガ
幼虫:(2014/09/10)・終齢・エノキ・
                明石公園
 近縁種のスカシトガリノメイガの生態が判
 らないので取り敢えずとお持ち帰りをした
 のだが残念な結果となった。
成虫:(2014/09/26)・♀
 三日月紋の太さの違いが今一つかめきれて
 いないが・・・。
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チャノコカクモンハマキ
幼虫:(2014/09/19)・終齢・マメ科
 09/17に上ノ丸でいたものです。
 初めての幼虫ではなさそうだが初めての
 植物だったので念のためにで・・・・。

成虫:(2014/09/27)・♂
2014年 10月
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ナカオビキリガ
幼虫:(2014/04/27)・終齢・アベマキ
 04/22に明石公園で亜終齢でいたもの。
 脱皮後大きく変化しました。

成虫:(2014/10/23)・♀
 05/06には蛹化したが長い間待たされ羽化
 時期近くに・・・・。
2014年 11月
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ヘリグロヒメアオシャク
幼虫:(2014/10/18)・終齢・サンゴジュ
 09/19に捕獲した♀が産卵し孵化させた。
 食餌情報が不明だったが今年の春の出会い
 が役立った。
 時期的に幼虫態で越冬するものと思われた
 が室内で飼育したため順調に育ち蛹化した。
成虫:(2014/11/07)・♂
 同じく羽化までしてしまった。
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チャエダシャク
幼虫:(2014/05/16)・終齢・?ハギ・
                明石公園
 以前に出会っている幼虫(未羽化確認)と
 微妙な違いを感じたため異種の期待が・・。
成虫:(2014/11/16)・♂
 体の一部が蛹から抜け切れず暴れて擦れ
 きってしまった。
 明確な翅模様による確認はできていないが
 他の特徴などから本種に違いない。
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オオバコヤガ
幼虫:(2014/11/07)・終齢・アキノノゲシ
 10/07に捕獲した♀が産卵し孵化させた。
 広範囲の植物に対応できそうなのでこの
 時期に手近に入手できるもので育てた。
 時期的に何らかの形態で越冬するものと
 思われたが室内で順調に育ち蛹化した。
成虫:(2014/11/26)・♀
 同じく羽化までしてしまった。
 同時に♂も・・・。